ブランドプリペイドカード(ブランドプリカ)とは、国際ブランド(Visa・MasterCard・JCBなど)を搭載したプリペイド(前払い式)カードのことです。
クレジットカードとほぼ同じお店で支払いに使えるなど共通点も多いですが、異なる点もあります。
ここではブランドプリペイドカードのメリット・デメリット紹介します。
ブランドプリペイドカードのメリット
1、クレジットカードのような審査がない
2、利用可能年齢が低いものが多い
3、利用額を自分で決められる
4、年会費はほとんど無料
ブランドプリペイドカードのデメリット
1、入金作業(チャージ)が手間
2、支払い回数が1回のみ
3、一部使えないお店がある
まず、『ブランドプリペイドカードのメリット」の解説です。
・クレジットカードのような審査がない
クレジットカードは後払いになるので、一定の収入があるのかなどの支払い能力などの審査があります。
しかし、プリペイドカードの場合には、前払いで入金した額しか利用できないので、支払い能力は問題とならずそのような審査はありません。
・利用可能年齢が低いものが多い
クレジットカードの場合、18才以上にならないと作ることができない場合が多いですが、ブランドプリペイドカードの場合には、年齢制限が緩いカードが多いです。
15才以上可能なカード、12才以上可能なカードなど、カードによって色々あります。
・利用額を自分で決められる
プリペイドカードでは入金して残高にあるだけの分しか利用できないので、自分で決めた額だけを入金すれば、利用額を自分で決めることができます。
クレジットカードでは使い過ぎてしまう人には、このような方法で利用額を抑えることができます。
・年会費はほとんど無料
クレジットカードでは、年会費が有料、条件付き無料、無料と色々あり、使いやすくてポイント還元があるものほど有料や年間利用状況に応じて無料なったりするカードが多いです。
しかし、プリペイドカードの場合には、ほとんどが年会費無料です。
続いては『ブランドプリペイドカードのデメリット』です
・入金作業(チャージ)が手間
クレジットカードでは、お金の取り扱いはほとんどなく、口座引き落としされるだけですが、プリペイドカードの場合には、入金作業が必要になります。
そして、利用時に支払額が残高よりも多いと、利用できず支払い不能となってしまいます。
・支払い回数が1回のみ
プリペイドカードの場合には、将来の支払い(複数回払いなど)には利用することができず、一回払いのみの支払いにしか利用できません。
・一部使えないお店がある
国際ブランド(Visa・MasterCard・JCBなど)のマークがある店では基本的に使えますが、利用できないお店が一部あります。
以上が、メリットとデメリットになります。
クレジットカードとプリペイドカードとにそれぞれ特徴があり、使い方・用途・個人の好みでどちらが良いのかが変わります。どんなカードなのかを理解して選びたいですね。
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